主要講義項目
1.労務トラブルの変化
・従来の日本的労使慣行と崩壊、その過程
・従業員の価値観の変化とこれにより生じる法的リスク
・「ブラック企業」と「バイトテロ」に象徴される新しい労務トラブル
2.従業員不祥事に関する法務リスク
・世代ごと、雇用関係ごとにリスクは異なる
・リスクを軽減する対応と増幅してしまう対応の違い
・求められる管理体制とは
・実際の案件対応における重要事項と見落としがちなポイント
3.具体的事例における対応と留意点
(1) 接待費の不正取得(カラ接待)(の疑い)があった場合の調査・処分
(2) セクハラ・パワハラの訴えがあった場合の調査、被害者、加害者、事実無根の訴えへの対応
(3) twitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や個人ブログで会社の情報を投稿する
(した)従業員への対応(正社員と正社員以外での対応の違い)
(4) メンタルヘルス上の問題が疑われる社員への休職、復職
(5) パフォーマンスがあがらない正社員の解雇、有期雇用契約社員の雇止め など
4.最近の雇用関係に関する法改正への実務対応
・とくに従業員の待遇や解雇にあたって何がどう変わるか
・具体的にはいつまでに何をすべきか
5.労務トラブルを起こさない、起きても大事に至らせない企業
(1) 労務トラブルが起きやすい企業の特徴
(2) リスクに強い就業規則、コンプライアンス規程その他内規の整備
(3) その他日ごろの体制つくり
講師等
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