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Our Culture of Inclusion

当事務所は、Firm of Choiceというビジョンを有しております。このビジョンに基づき、クライアントの皆さまを始め、あらゆるステークホルダーから最も信頼されるとともに、所属する者が誇りを持てる組織であり続けるべく、Inclusionのカルチャーを醸成するべく努めております。

  • そのために

    個々人を互いに尊重し、受容しあい、全ての個人が自らの価値観に基づいて安心して発言・行動できる文化と風土を育みます。

    このような文化と風土の中で、事務所に所属する者一人ひとりが、性別、年齢、セクシュアリティ、障がいの有無、人種、民族、国籍、宗教、文化、信条、ライフスタイルなどを問わず、その能力を最大限に発揮し、成長し、挑戦し、活躍できる組織にします。

  • その結果

    異なるバックグランドを有するプロフェッショナルが集い、互いに対する理解と信頼を深め、異なる視点と価値観を尊重し、互いに高めあうことを通じて、新しいアイディアをオープンに受け入れ、個人の能力の単なる総和を超えた最高質のリーガルサービスの提供を実現するとともに、時代に先駆けたイノベーションを創出します。

  • 以上を通じて

    時代の変化に応じて、クライアントが直面する多様な課題の解決に貢献するとともに、事務所に所属する者の自己実現を達成することで、法律事務所として、また社会の一員として、個々人がその特性を存分に発揮できる、活力ある社会の実現に寄与します。

Inclusionのカルチャーを醸成するための取組み

私たちは、異なるバックグラウンドを有するプロフェッショナル・スタッフを含むメンバーで構成されるタスクフォースを設置し、誰もが自分の能力を最大限に発揮し、成長し、挑戦し、活躍できる組織を構築するため、さまざまな取組みを進めています。

ここでいくつかの取組みの例を挙げていますが、これはあくまでも現時点でのスナップショットに過ぎません。私たちのあるべき姿は、時代や組織などが変化する中で成長すべきものであり、私たちの取組みも、これから一層発展・深化すべきものと考えています。

01 多様なライフスタイルに応じ働き方の実現/02 どんなセクシュアリティであれ、誰もが自分らしくいられる環境づくり/03 障がいの有無を問わず、チームの一員として協力し合える職場/04 多文化的な職場環境の形成・維持

心理的安全性の高い
職場づくり

私たちは、知らず知らずのうちに自分の経験から培った無意識の思い込みにとらわれていることがあります。そうした思い込みによる言動が他のメンバーを傷つけ、心理的安全性を損なうことを避けるため、メンバーの意見を積極的に吸い上げるアンケートの実施やご意見箱の設置、また、所内研修を通じた問題意識の醸成などを行っています。

さらに、組織の中で共通の課題や関心事を持つメンバー間のネットワークづくりを後押しすることで、マイノリティであるかマジョリティであるかを問わず、自分らしく活躍できる文化を構築しています。

01/04

多様なライフスタイルに応じた働き方の実現

私たちは、性別を問わず、ライフイベントに応じたそれぞれの生き方にあわせて、多様な働き方を実現することが重要であると考えています。

産休や育休、介護休暇の制度を設け、事務所に所属するすべてのメンバーに積極的な取得を推奨していることはもちろんのこと、育児中や介護中の個別の状況や意向に応じて選択可能な複数の時短勤務の体系を用意しています。そのほか、アソシエイト弁護士には、育児とキャリアのバランスに関して日常的に相談に応じるメンター制度や、シッター代などを補助する制度も導入しております。これらの制度は、性別を問わず利用実績があり、さらにより良い制度とするため、メンバーからの意見を踏まえて継続的に見直しと改善を行っています。

このような取組みについて、2018年には第二東京弁護士会のファミリー・フレンドリー・アワードを受賞 し、2021年にはえるぼし認定の2つ星を取得しました。これからも、多様なライフスタイルのメンバーが働きやすい環境を構築していきます。

  • ファミリー・フレンドリー・アワードのトロフィー
  • えるぼし認定ロゴ

02/04

どんなセクシュアリティであれ、誰もが自分らしくいられる環境作り

私たちのセクシュアリティは多様で、誰一人として同じではありません。私たちは、それが当たり前のことと意識され、セクシュアリティにとらわれず、誰もが伸び伸びと自分らしくいられる環境を実現するべく、誰でも参加可能なオンラインコミュニティや勉強会などを通じて、理解を深める取組みを行っています。

03/04

障がいの有無を問わず、チームの一員として協力し合える職場

私たちは、Inclusionの重要性を認識し、障がいの有無を問わず、誰もがチームの一員として受け入れられ、互いに協力し合いながら働くことのできる職場を目指しています。

現在では、障がいのある方も、さまざまな部門で、チームの一員として他のメンバーと協働しながら活躍しています。また、障がいのある方にとって働きやすい職場を作っていくために、ジョブコーチも配置しています。

これからも、障がいのある方を採用するとともに、業務を継続的に見直し、雇用の創出と再構築を行い、Inclusionのカルチャーを実現するための努力を長期的視点から継続していきます。

04/04

多文化的な職場環境の形成・維持

私たちは、さまざまな文化的背景を持つ人々が、互いに一丸となってそれぞれの文化や慣習を理解し尊重しあいながら働くことができる組織を目指します。

現在、私たちは、9か国において合計19のオフィスを有し、各オフィスにおいてもその国以外にルーツを有するメンバーが多数勤務するなど、多様な文化的背景を持つ人々が協力しながら業務にあたっています。

上記の現状にかんがみ、所内規程や所内システム、所内ポータルサイトのコンテンツなどを日本語以外の言語でも用意しているほか、個人によって異なる信教や食事制限に配慮した情報の共有も行っています。また、日本国内外のオフィスのメンバーが参加するリージョナル・ミーティングの定期開催や、海外オフィスと日本国内オフィス間での研修派遣制度、所内ポータルサイト上での海外オフィスの紹介や、そこで働く弁護士のコラムの掲載など、お互いを知り、理解を推進する機会を設けています。

私たちは、これまでの習慣や制度を普遍的なものと捉えず、様々な文化と慣習を相互に理解することが重要と考え、これを引き続き課題として認識し、粘り強く取り組んでいきます。

ASEANリージョナル・ミーティング(パタヤにて開催)