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当事務所主催

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『米国の個人データ保護制度に関する最新動向と今後の展望』

【内 容】
米国では、プライバシー規制について、5月から急激に動きが活発化しています。
州法の関係では、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)の規制を強化するCPRA(カリフォルニア州プライバシー権法)について、規則案の公表が待たれていましたが、2022年5月27日に、カリフォルニア州のプライバシー当局であるCalifornia Privacy Protection Agency (CPPA)は、2022年6月8日に開催予定のパブリックミーティングのための資料として、CPRAの規則案を公表しました。また、2022年6月3日に上記のパブリックミーティングのための資料として、CPRAのInitial Statement of Reasonsの案も公表されました。そして、2022年6月8日のパブリックミーティングで、規則制定手続を進めることが決議されたため、今後上記規則案等は、正式にパブリックコメント手続に付された後、修正作業を経て確定していくことになります。CPRA対策のための肝となる規則案等の公表により、CPRA対策に向けた各企業の動きも具体化していくことが想定されます。

包括的な州のデータ保護法としては、カリフォルニア・ヴァージニア・コロラド・ユタに続いて、5番目のコネチカット州個人情報・プライバシー・オンライン監視法(Act Concerning Personal Data Privacy and Online Monitoring)が2022年5月10日に知事署名により制定されています(殆どの条文は、2023年7月1日施行)。

また、連邦法との関係では、成立の見込みは不明ですが、2022年6月3日に超党派の法案として、Cathy McMorris Rodgers (R-WA), Frank Pallone (D-NJ), Roger Wicker (R-MS)が“American Data Privacy and Protection Act”のディスカッションドラフトを公表しており、その動向が注目されます。

さらに、米国では子どものプライバシーに関する立法の動きも活発化しています。カリフォルニア州議会では、Assembly Bill 2273 the California Age-Appropriate Design Code Act法案が2022年5月26日に、Assembly(下院)を通過しています。この法案は、18歳未満の子どもの個人データに関する包括的な義務を定めるもので、施行済の英国のChildren’s Codeに影響を受けたものとなっており要注目です。子どものプライバシーについては、連邦法でも動きがあります。

今回は、①連邦法の最新動向(American Data Privacy and Protection Actの動向を含む)、②CPRAの最新動向(規則案の内容を中心に)、③その他の5州分の包括的州法の概要比較、④米国の子どものプライバシー規制最新動向について解説します。

【対 象】
米国のデータ保護法・グローバルデータ保護法にご関心のある方、企業における個人情報管理のご担当者の方、法務・コンプライアンス担当の方等を、広く対象としております。
※ 法律事務所に所属されている方や学生の方はご遠慮ください。

【講義時間】
43分程度

【その他】
※ 受講料は無料です。
※ 本セミナーは会場での開催やライブ配信は予定しておりません。
※ ご入力いただいた情報からご所属先の確認ができない方等、当事務所が適切ではないと判断するご登録については、個別にご連絡することなくご登録をお断りする場合がありますので予めご了承ください。
※ 本セミナーは皆様への情報提供の一環として開催しておりますので、事前に弊事務所の承諾を得られることなく、セミナー内容やこれに関する質疑応答を引用しての、報道や外部への情報発信などをされることは、どうかご遠慮くださいますようお願いいたします。

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