佐藤 浩由 弁護士からのご挨拶

粛啓

春風の候、皆様におかれましては益々ご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。

さて、私こと、この度、森・濱田松本法律事務所において弁護士としての職務に就かせていただくこととなりました。
これまで14年間にわたり、検事として職責を果たす中で、刑事事件の捜査公判を通じて、事情聴取及び各種証拠収集、不正事実の認定、裁判における主張立証の経験と技術を蓄積して参りました。
また、アメリカ合衆国における留学及びニューヨーク州弁護士資格取得により、米国法基礎を修得するとともに語学力を鍛錬する機会を得たほか、外務省に出向し、在外公館における法令順守や各種不正事案の調査、外国当事者との契約に関する助言、行政訴訟対応を担うことで、国際的な事案に対処する語学力や国際性を養うとともに行政機関の政策立案・運営や民事・行政争訟に関与しその実情を学ぶなど、広く深い知識や経験を積み重ねております。
このような検事としての職責を果たす中で培った経験と技能を生かし、今後は弁護士として皆様のご期待に沿えるよう、より一層努力邁進して参る所存でございます。

皆様におかれましては、何卒一層の御指導御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

令和５年４月吉日
弁護士 佐藤 浩由