東アフリカの海岸に面するケニアは、東アフリカ最大のモンバサ港を擁し、東アフリカ諸国のゲートウェイとして、地域経済の中心的役割を担い、安定的な経済成長を続け、近隣諸国と比して社会・経済インフラの整備は進んでおり、ビジネス環境は相対的に安定しているといえます。また、ケニアは、銀行口座を持たない人でも携帯電話のSMSを通じて金融取引を簡単に行える仕組み「M-Pesa(エムペサ)」が興り、アフリカにおけるいわゆる「リープフロッグ」(カエルが勢いよく跳躍するように、先進国で見られるイノベーションプロセスを飛び越えて、社会インフラが整備されていない新興国で新しいテクノロジーやICT、デジタルサービスなどが一気に広まる現象)を象徴する国であり、アフリカ全体で勢いを増すスタートアップのエコシステムが飛躍的に伸びていることでも注目されています。ケニアは、その法制度をみても、旧宗主国である英国法の影響が強く、近隣のいわゆる新興諸国と比して、整備が進んでおり、外国投資家にとって事業遂行上の予測可能性・安定性は比較的高いといえます。
一方で、ケニアは長引く財政難、高失業率、高物価、不安定な治安などまだまだ多くの社会課題の克服の途上にあります。また、リーガルの面でも、法令・規制の整備状況はまだ十分ではなく、かつその運用面でも不透明・非効率という新興国における共通の課題があるほか、煩雑かつ信頼性が低い各種登記制度、労使紛争、贈賄その他汚職・不正リスクなどの問題も根強く、現地における業務遂行上のリーガルコンプライアンス・リスクのハードルは日本その他いわゆる先進国と比べてやはり格段に高く、現地におけるビジネスの難しさの一因となっているといといわざるを得ません。
当事務所は、同国における、M&A、ファイナンス、不正対応などの分野で多くの案件実績を有し、また、案件内外を通じて得た複数の現地法律事務所との強固なネットワークを最大限活用して、案件の内容・性質・難易度などに応じ、世界中の新興国におけるチャレンジングな案件プロジェクトのサポート実績・経験を豊富に有する日本人弁護士がリードし、現地弁護士とのシームレスに協働する最適なチームアップを行い、現地法・実務の特殊性や実態に即して、日系企業の皆様の現地におけるリーガルサポートニーズに対応させていただきます。
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