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『オープンイノベーションの実現に向けた伝統企業によるコーポレート・ベンチャー・キャピタル戦略の立案・ファンドの組成・運用』

AIとデータがあらゆる産業をディスラプト(破壊)する第四次産業革命のとば口に立つ現在、伝統的企業には、従来の事業展開を続けるだけでは、新たなビジネスモデルを携えた新興企業や海外企業にマーケットを席巻され、飲み込まれてしまう危機が迫ってきています。確立したビジネスモデルと現在のところ収益を上げられているリソースが、逆に足かせになって、これらの強みを無効化する次世代のビジネスモデルを前に急激に競争力を失う伝統的企業を我々は数多く見てきました。
ディスラプティブ(破壊的)イノベーションへの伝統企業による有効な対応策として、コーポレート・ベンチャリングが急速に注目を集めています。しかし、コーポレート・ベンチャリングは伝統的企業の論理とは逆向きの考え方に立って物事を考えなければ必ず失敗すると言われている通り、伝統的企業にとって難易度の高い施策です。
本セミナーでは、シリコンバレーでテクノロジー企業やベンチャーファンドの法務支援を経験し、現在、日米スタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルの組成や、日本を代表する多くの伝統的企業にコーポレート・ベンチャー・キャピタルの導入支援を行っている講師が、破壊的イノベーションへの対応策としてのコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を成功に導くための方法論とファンドの組成・運用の実務についてお話しします。
  
1.破壊的イノベーションへの対応と
 オープンイノベーション戦略
(a)破壊的イノベーションの正体

(b)破壊的イノベーションへの対応
(1)ガバナンスの考え方
(2)コンプライアンスの考え方

(c)オープンイノベーション戦略
(1)オープンイノベーション戦略の罠
(2)罠の克服法

2.CVC戦略の立案
(a)CVC戦略のゴール
(b)CVC戦略のKPI
(c)CVCのストラクチャー

3.CVCファンドの組成
(a) ファンドのストラクチャー
(b)適格機関投資家等特例業務の概要
(c)CVCファンド組成の留意点
(d)タームシート/契約条項 チェックポイント

4.CVCファンドの運用
(a)個別投資の留意事項
(1)投資先の発掘
(2)投資先のデューディリジェンスと社内決裁
(3)投資契約
(4)海外投資の留意事項

(b)金融商品取引法上の行為規制
 (自己取引・ファンド間取引の禁止等)

(c)帳簿書類/社内態勢の整備

(d)当局対応

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