事業承継において最も重視すべきポイントは、いかに企業価値を向上させ、事業の永続性を確保するかという点であるといえます。もちろん、円滑な事業承継のために、タックスプランニングは不可欠なものといえますが、それとともに、企業価値を向上させるための「ファミリーガバナンス」が求められています。
本セミナーでは、そのような問題意識を踏まえ、一人の後継者にすべてを委ねる従来型の事業承継対策の問題点を概観したうえで、「集団統治型」の新しいファミリーガバナンスの方向性を、わが国や欧米の具体的な事例を交えつつ検討いたします。
併せて、新しい「家訓」のかたち、ファミリーオフィスの活用、M&Aにおけるファミリーガバナンスの活用、非ファミリーが主導するガバナンス等についてもご説明いたします。