【内 容】
岸田政権の政策の柱として今年6月に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」では、そのタイトルに「人・技術・スタートアップへの投資の実現」と冠されているように、スタートアップの育成、投資に加えてM&A・IPOの促進や、大企業とのオープンイノベーションの推進が重要な政策課題として掲げられています。事業会社や金融機関の皆様においても、スタートアップやベンチャーキャピタル(VC)への投資・出資や事業連携、コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)の組成などを検討し、あるいは実行している例も増えてきていると理解しています。一方で、足元における金融政策の動向によりスタートアップへの投資やVC出資が影響を受けたり、今年3月に公正取引委員会・経済産業省により公表された「スタートアップとの事業連携及びスタートアップへの出資に関する指針」に対して事業会社等が対応を検討する必要に迫られる等、実務上の動きも大きいところです。 本セミナーでは、スタートアップへの投資・M&Aや、VC・CVCへの出資・組成に関する近時の政策動向や実務上の検討事項について、豊富な経験を元に分かりやすく解説します。近時のSPAC(特別買収目的会社)によるスタートアップのexitに関する動向や、いわゆるWeb3企業との連携・トークン出資の留意点についても解説します。
【対 象】
スタートアップへの投資や、VC・CVCへの出資・組成、またスタートアップに対するM&Aを検討・実行されている、事業会社や金融機関のご担当者様を主な対象として想定いたしますが、VC・証券会社・アドバイザーの方々をはじめとして、スタートアップ・エコシステムに携わられている皆様の広いご参加をお待ち申し上げます。
※ 法律事務所に所属されている方や学生の方はご遠慮ください。
【その他】
※ 受講料は無料です。
※ 本セミナーは皆様への情報提供の一環として開催しておりますので、事前に弊事務所の承諾を得られることなく、セミナー内容やこれに関する質疑応答を引用しての、報道や外部への情報発信などをされることは、どうかご遠慮くださいますようお願いいたします。
講師等
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開催予定
開催予定
2025年4月17日(木)9:30~11:30『第5561回金融ファクシミリ新聞社セミナー「価格転嫁に関連する下請法・優越的地位の濫用・フリーランス法の実務解説-最新動向を踏まえた一体的な理解を目指して-」』外部主催